このページは平時の備えを扱います。現在の停電情報や充電支援の開設状況は、地域の一般送配電事業者・自治体の公式情報を確認してください。
冒頭の要点
- 先に家族の連絡用端末とケーブルを確認し、対応する予備電源を備えます。
- 本体表示、販売元の連絡先、リコール、外観を点検します。PSEマークがあっても事故が起きない保証にはなりません。
- 高温、衝撃、水濡れを避け、充電・保管の方法は説明書で確認します。異常がある製品は使いません。
今日やること
家族の連絡に使うスマートフォンを一台選び、モバイルバッテリーとケーブル、両方の説明書を並べてみましょう。接続の前に本体の膨張・傷・水濡れや端子の破損がないか確認し、リコール対象でないか調べます。
「持っている」から「使う準備ができている」へ。端末、ケーブル、説明書、点検日を一組で確認しましょう。
この記事で分かること
非常持ち出し袋に予備電源を入れていても、家族が必要とするケーブルと合わなければ使えません。この記事では、容量の大きさだけで選ばず、連絡に使う端末と、安全に点検・保管する条件を家庭のメモに整理します。
照明、水、暑さ寒さなども含めた備えは、停電への備えと基本行動で確認できます。
まず連絡に使う端末を決める
家族全員のスマホ、タブレットなどを並べ、停電中の連絡と公式情報の確認に使う端末を決めます。説明書やメーカーの案内で、対応する充電方法、端子、ケーブル、充電器を確認してください。
モバイルバッテリーに書かれた容量だけで「家族全員が何日使える」と決めることはできません。使用する端末や使い方が異なるため、メーカーの対応情報と家庭の用途を合わせて考えます。端子が同じ形でも、必要な仕様は説明書で確認しましょう。
備える前に確認する3つの手順
1. 本体表示と販売元を確認する
購入を検討するときは、PSEマークを確認し、連絡先が確かなメーカー・販売店から選びます。手元の製品も、メーカー名、型番、問い合わせ先が分かる状態にしておきましょう。消費者庁の注意喚起とNITEの資料で案内されています。
PSEマークの確認だけで点検を終わらせず、説明書に沿った使用と外観確認も続けます。購入後も消費者庁のリコール情報サイトやメーカーの案内で、型番が回収対象になっていないか調べてください。
2. ケーブルと充電器を一緒に確認する
家族の端末に合うケーブルを、予備電源と一緒に取り出せる場所へ整理します。対応する充電器やケーブルは、製品の説明書・メーカーの推奨情報に従います。
ケーブル、コネクタ、本体に傷や変形、水濡れなどがないか見ます。リコールや異常がなく、説明書の使用条件を満たす場合に、明るく安全な場所で接続を確認しましょう。異常がある製品を、試しに充電して確かめてはいけません。
3. 充電と保管の条件を記録する
消費者庁は、高温になる場所での使用・保管を避け、安全な場所で、なるべく起きているときに充電するよう案内しています。充電中は周囲に燃えやすいものを置かず、ときどき様子を確認してください。リチウムイオン電池使用製品の注意ポイントを家族で確認しておきましょう。
炎天下の車内や直射日光の当たる場所、圧力が加わる場所、水に濡れる場所を保管先にしません。寝具の上や袋に入れたままの充電も避けます。備蓄袋を高温の場所に置いていないか、水筒などから水が漏れないかも見直しましょう。
長期保管の充電状態や点検間隔は、製品ごとの説明書で確認します。「毎回満充電にすればよい」「すべての製品を同じ周期で充電する」と一律に決めず、自宅の製品に合う管理方法を記録してください。
家族の予備電源メモ
次の表は、準備状況を整理するための編集部作成メモです。点検周期や必要容量を専門的に判定するものではありません。
| 確認すること | 家庭の記入欄 |
|---|---|
| 連絡に使う端末・担当する人 | ____ |
| 端末に合うケーブル・充電器 | ____ |
| 予備電源のメーカー・型番 | ____ |
| 本体表示と説明書を確認した日 | ____ |
| メーカーの問い合わせ先 | ____ |
| リコールを確認した日・結果 | ____ |
| 本体・端子・ケーブルの外観 | ____ |
| 使用・充電・保管の説明書参照箇所 | ____ |
| 取り出せる保管場所 | ____ |
| 次に確認する予定・担当者 | ____ |
家族に「どこにあるか」「どの端末と一緒に使うか」を伝えます。持ち出し袋や備蓄の見直しと合わせると確認を続けやすくなります。家庭備蓄の始め方も参考にしてください。
注意すること:異常があったときと手放すとき
本体が膨らんでいる、いつもと違う熱さや臭いがある、充電コネクタが破損・水濡れしている場合は、使用・充電を中止します。無理に使い切ったり、分解したり、穴を開けたりしません。取り扱いはメーカーに相談してください。
発煙や発火がある場合は、まず身の安全を確保し、火災なら119番へ通報します。熱い本体や燃えている製品を手で持ち運ばないでください。消火のために危険な場所へ近づかず、避難を遅らせません。
使わなくなった製品は他のごみに混ぜません。回収できる製品や膨張・破損品の扱いは窓口により異なるため、自治体やメーカーに方法を確認します。受け入れ条件を確かめず一般の回収箱へ入れないでください。
家族に合わせて調整するポイント
- 子どもが使う端末も、必要なケーブルと充電する場所を大人と確認します。
- 高齢者や操作に支援が必要な家族には、準備した組合せと保管場所を分かる形で伝えます。
- ペットがかじったり、水がかかったり、物の下敷きになったりしない保管先を考えます。
- 在宅医療機器は、一般のモバイルバッテリーを独断で代替電源にしません。医療機関と機器事業者に、対応電源と停電時の連絡先を相談します。
公的情報の確認先
- 消費者庁:使用・廃棄の注意、リコール情報。
- NITE:製品事故の注意と正しい取り扱い。
- 自治体:電池・電池内蔵製品の回収方法。災害時の充電支援は、その時点の開設情報を確認します。
よくある質問
大容量なら家族全員分の備えになりますか?
容量だけでは判断できません。連絡に使う端末と必要なケーブル、メーカーの対応情報、使い方を合わせて確認します。家庭ごとの充電回数や持続時間をこの記事で保証することはできません。
持ち出し袋に入れておけば点検は不要ですか?
入れたままにせず、説明書の保管条件、リコール、本体やケーブルの状態を確認します。袋の保管場所も高温・水濡れ・圧迫を避けてください。
まとめ
- 端末とケーブルを先に確認し、予備電源との組合せを家族で共有します。
- 本体表示・リコール・外観・説明書を確認し、充電と保管の条件を記録します。
- 異常品は使わず、処分方法は自治体・メーカーへ確認します。
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出典
参照日はいずれも2026年10月10日です。
- 消費者庁「モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!」(公表資料2019年7月31日):本体表示・リコール・使用停止・廃棄の注意。https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_020/
- NITE「『夏バテ(夏のバッテリー)』にご用心」(2025年6月26日、訂正済み):販売元・高温・衝撃・充電中の確認。https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2025fy/prs250626.html
- 消費者庁「リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう」(公表資料2025年10月2日):安全な充電・保管・異常時・廃棄。https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_083
- 消費者庁「Vol.684 要注意!暑い時期のリチウムイオン電池」(取得本文に公開・更新日表示を確認できず):高温・水濡れ等の事故と注意。https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20260515
公開・更新情報
- 初回公開日:2026年10月15日。
- 公的情報の最終確認日:2026年10月10日
- 最終更新日:2026年10月15日(公開前再確認)。
- 制作主体:暮らしの防災手帖 編集部
- 広告・商品紹介:なし
編集方針と確認方法
暮らしの防災手帖 編集部は、公的機関の一次情報を優先して出典と確認日を記録しています。本記事はAIを用いて制作し、執筆とは別の工程で原典と本文を照合しています。専門家による個別監修ではありません。
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