このページは平時の準備を扱います。現在の断水や給水の案内は、お住まいの自治体・水道事業者の公式情報で確認してください。
給水を受けられる場所が分かっても、水を家まで運べるかは別の確認です。大きな容器を満水にすると、思った以上に重くなることもあります。いまのうちに、使う容器と持ち帰る方法を確かめておきましょう。
冒頭の要点
- 給水を受けるための清潔な容器を用意し、ふた・状態・使い方を確認します。
- 水は1リットルで約1キログラムです。容器やほかの荷物の重さも含め、無理なく扱える量を考えます。
- 受取時には、水の用途、持参条件、保存方法などを担当者の案内で確認します。全国共通の給水量や保存日数は決めません。
今日やること
容器を一つ出してみましょう。 容量の表示、ふた、汚れや傷みを確認し、「これを使う人」「どう運ぶか」「まだ分からないこと」を書きます。給水先に持参できる容器か、自治体の案内も確認してください。
容器がなければ、すぐ購入する前に、自治体・水道事業者がどんな物の持参を案内しているかを調べます。
この記事で分かること
この記事の目的は、給水場所を探すことではなく、容器を点検し、自分が運ぶ準備を具体化することです。場所と開設情報の確認先は、給水拠点の調べ方で先に整理できます。
給水がすぐ始まることを前提にせず、自宅の飲料水備蓄も続けます。水を受け取る準備と、備蓄は組み合わせて考えましょう。
1. 清潔さとふたを確認する
東京都水道局は、給水に来る際に清潔な容器を用意するよう案内しています。岩出市は、水がこぼれないよう、ふたのできる容器を普段から準備するよう案内しています。
まず容量だけで選ばず、次を見ます。この表は、家庭の点検用に編集部が整理したものです。
| 点検すること | 自分の容器のメモ |
|---|---|
| 水を入れる用途と使用方法を確認できるか | 表示・説明書:__/未確認:__ |
| 自治体が案内する持参容器に合うか | 確認した案内:__ |
| ふたを閉められ、扱い方が分かるか | ふた・留め方:__ |
| 汚れや傷み、不具合がないか | 点検した日:__/相談すること:__ |
| 容量と保管場所が分かるか | 容量:__L/置き場所:__ |
材質や洗い方、使ってよい用途が分からなければ、容器の説明書やメーカー、自治体の水道担当へ確認します。見た目だけで「飲み水に使える」と判断しないでください。
福島市は、水道水を家庭で備蓄する説明の中で、飲み口や注ぎ口を手で触れないよう注意しています。これはくみ置き時の衛生注意です。給水の受取・保存でも清潔な容器を使い、具体的な扱いは現地の担当者の案内に従いましょう。
2. 容量と、運ぶときの重さを分けて考える
岩出市や松山市は、水1リットルを1キログラムとして説明しています。運搬を考えるときの目安は、水だけで1リットル約1キログラムです。
たとえば、3リットルなら水だけで約3キログラム、5リットルなら水だけで約5キログラムです。ここへ容器、リュック、ほかの荷物の重さが加わります。この数字は給水量の指定でも、誰でも持てる安全な重さでもありません。
岩出市は大きすぎない手ごろな容器を、福島市は体力に合った大きさを案内しています。「容量が大きいほどよい」ではなく、使う人が扱えるかを見てください。
平時に確認する場合も、重い物を無理に持ち上げたり、満水の容器で階段の練習をしたりする必要はありません。身体に負担のない範囲で扱いを確かめ、難しい点をメモして支援の相談へ回します。
3. 給水所から自宅の中までを考える
松山市は、背負うタイプの給水袋や、タンクを運ぶカートなどを例示しています。東京都水道局も、背負う袋や、空のペットボトルとリュックを例にしています。
道具は候補ですが、どんな経路でも使える保証にはなりません。自分の住まいまで、次の区間を分けて確認します。
- 給水を受ける場所から建物まで
- 建物の入口から自分の住戸まで
- 容器を置く場所から、使う場所まで
横浜市は、停電でエレベーターが使えない場合、水の運搬が難しくなると案内しています。集合住宅では、エレベーターが動くことを前提にせず、管理者の防災案内も確認しましょう。
運ぶことが難しい家庭は、平時に自治体の水道・防災・福祉担当へ、相談できる窓口や手続きがあるかを確認します。支援が必ず受けられるとは限りません。近隣の人などに協力を相談する場合も、相手の同意と対応できない場合を考えておきます。
4. 受取時に確認する項目を残す
給水を受ける場所、受付、量、交通手段などは、地域とそのときの状況によって異なります。平時のメモには、当日の案内を確認する欄を作りましょう。
| 確認する項目 | 担当者・公式案内で確認した内容 |
|---|---|
| 持参容器の条件と受取手順 | __ |
| 受け取れる量や回数などの条件 | __ |
| 受け取る水の用途・飲用の案内 | __ |
| 保存方法と使う目安 | __ |
| 受け取った日時 | __ |
| 運べる量と、難しい場合の相談先 | __ |
一度に多く持つことより、案内された条件と、自分が運べる量を照合します。受付や給水設備を自己判断で操作する手順は、このメモに含めません。
「車なら運べる」と考える場合も、車の乗入れや駐車が認められるとは限りません。公式案内を確認する項目として残してください。
5. 受取水の保存条件を確認する
自治体の資料には、水道水を家庭でくみ置く場合の保存目安があります。ただし、容器、温度、取扱いなどの条件があります。その日数を、給水で受け取った水へそのまま当てはめないようにします。
受け取った水の保存・使用については、水道事業者や現地の担当者の案内を確認してください。保管状態や用途が分からない水を、この記事だけで飲用可能と判断しません。
家庭のメモでは、飲用として案内された水と、飲用ではない生活用水を混同しないよう用途を記します。受取日時と案内も一緒に残すと、家族が確認しやすくなります。
家庭に合わせて調整する
- 子どもがいる家庭:水を受け取りに動く人と、子どものそばにいる人を相談します。重量物を子どもへ任せる計画にしません。
- 高齢者、障害や持病がある人:身体に負担のない方法と、必要な支援を平時に相談します。
- 一人暮らし:一人で扱う容器と荷物を考え、協力者がいない場合の相談先も残します。
- 集合住宅:住戸までの運搬と、建物管理者の案内を確認します。
注意すること
給水場所が分かっても、その場所がすでに開設しているとは限りません。災害時には公式の案内と周辺の状況を確認し、水の受取りのために危険な移動を急がないでください。
このページは道路・建物の安全性、個別の運搬能力、受取水の飲用可否を判定しません。移動が難しい場合や案内が不明な場合は、自治体などへ確認します。
公的情報の確認先
- 居住地の自治体・水道事業者:持参容器、受取条件、水の用途・保存、運搬が難しい場合の相談先
- 岩出市「災害時のご家庭でできる水の備え」:ふたと容器の大きさ、重量の例
- 松山市「災害時の給水」:給水袋・タンクと運搬具の例
他地域の資料を読む際は、施設や給水条件を自分の地域のルールと区別してください。
よくある質問
大きなポリタンク一つでよいですか?
大きさだけでは決められません。水と容器の重さ、使う人の身体、自宅内までの運搬方法を確認します。自治体の持参条件も調べてください。
受け取った水は何日飲めますか?
この記事では一律に決めません。受取水の条件と取扱いを、担当者や水道事業者の案内で確認してください。家庭のくみ置きの保存目安を無条件に流用しないようにします。
自分で運べない場合はどう備えますか?
難しい区間や作業をメモし、平時に自治体の相談窓口、建物管理者、同意を得られる協力者へ確認します。支援の有無や条件は地域で異なります。
まとめ
- 清潔さ、ふた、状態、容量を、容器ごとに確認します。
- 水だけで1リットル約1キログラム。容器や荷物も含めて、無理なく運ぶ方法を考えます。
- 受取水の用途・保存方法は当日の案内で確認し、日時と一緒にメモします。
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出典
参照日はいずれも2026-10-10です。
- 岩出市上下水道局「災害時のご家庭でできる水の備え」https://www.city.iwade.lg.jp/soshiki/17/1549.html
- 更新:2026-03-18。根拠:ふた、扱える大きさ、水重量
- 松山市「災害時の給水」https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kurashi/josuido/tetuzuki/saigaisonae/kyuusuikyoten.html
- 更新:2026-01-07。根拠:給水袋・タンク・カートと水重量
- 福島市上下水道局「災害時に備えましょう」https://www.city.fukushima.fukushima.jp/suido/jogesuidojigyo/bosai/15774.html
- 更新:2026-02-02。根拠:くみ置き時の口元の衛生、体力に合った容器
- 東京都水道局「災害時に水を配る場所 ~災害時給水ステーション~」https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/shinsai/kyoten
- ページ全体の更新日:未確認。根拠:清潔な持参容器、重さと運び方の例
- 横浜市「家庭や職場における飲料水の備えについて」https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/torikumi/saigai/katei.html
- 更新:2026-01-09。根拠:容器・カート、停電時の建物内運搬
公開・更新情報
- 初回公開日:2026年10月15日。
- 最終更新日:2026年10月15日(公開前再確認)。
- 公的情報の最終確認日:2026-10-10
- 制作主体:暮らしの防災手帖 編集部。AIを用いて制作しています
- 確認:執筆担当とは別のAIが原典と本文を照合済み。専門家による個別監修ではありません
編集方針と確認方法
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